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「なにわバタフライ N.V」(3/9 ソワレ)観劇

Nbnv 三谷幸喜さん作・演出、戸田恵子さんの一人芝居「なにわバタフライN.V(ニューバージョン)」を見てきました。

舞台を見る前に、三谷さんのエッセイか何かで読んだんですけど、今回の「なにわバタフライ」はお客さんに「がんばったね」と言われないような作品に仕上げたそうなんです。「がんばってる」ことがお客さんに伝わってしまうと、見ていて疲れてしまう、リラックスして見て欲しい、というようなことが書かれていました。

舞台を見て、すごく納得しました。戸田さんがとても自然体で演技をしていらっしゃって、素の部分とミヤコ蝶々という役の部分の境目がわからないくらい、戸田さんが蝶々さんを演じているのではなく、蝶々さんそのものに見えたんです。

舞台上には最初から、巨大風呂敷のようなものに包まれたセットが置いてあって、戸田さんが観客に語りかけながら小道具を配置していくんですね。観客を巻き込みながら(笑)。お手伝いをしたお客さん達、何かもらってましたがコレかな?

登場人物はもちろん戸田さん一人きりなんですけど、芝居に入る直前、素からミヤコ蝶々に変わる瞬間、喋り方と立ち姿と表情が、一瞬で蝶々さんになってました。

お芝居は、蝶々さんと、姿の見えない相手役との会話が主体で、落語のように1人で2人分台詞を言うスタイルではありません。相手が喋っている間は、私たちには聞こえませんが、戸田さんの台詞と表情の変化(双眼鏡で見てました^^;)で、相手が今どんなことを言ってるのか、想像できてしまうんですよね。このあたりは、戸田さんと三谷さんお二人だからこそできたんだと思います。さすがです。

その話し相手ですが、写真のフレームみたいなものを置いて、それに向って喋ってました。相手によってフレームの色や大きさが違うんですけど、小柄なお父さんのフレームは小さくて、最初の結婚相手の師匠のは大きくて見た目も立派、2番目の結婚相手のはかわいらしい色使いでした。

後でパンフレットを読んで知ったんですけど、蝶々さんは楽屋にお父さんや元夫たちの写真を飾っていたそうなんです。写真に向って話しかけていたのでしょうか。そんなエピソードを思わせるような演出だったんですね。

舞台は休憩はありませんが3部構成になっていて、そのつなぎの部分で蝶々さんは戸田さんに戻るんです。次の準備をしながら観客に話しかけるという具合で、本当に1時間45分喋りっぱなし。でも、がんばっているように見せないお芝居ですから、こちらは最後まですごくリラックスして見ることができました。

2部から3部へ移る間、戸田さんが舞台上でお着替えされている時、BGMに「新・三銃士」のエンディングテーマ「一人じゃない」が流れたんですよ。一人芝居なのに(笑)。超ウケてました。もちろん、三谷さんの作品ですから他にも笑えるシーンはいっぱいありました。

戸田さんのお芝居、もっとたくさん見たいけどなかなかチャンスが無くて・・・。今回は1時間45分、たっぷり戸田恵子を堪能することができました!!

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